顎変形症コンプレックス

顎変形症の手術と歯科矯正のブログ(過去を振り返って)

整形について考える


写真を撮る時気をつけていること



自分に自信をなくし、どうしたらマシな人間になれるのか、途方に暮れていました。

あごが見えないように髪は人前では常におろし、写真を撮る時には正面から、歯を見せて笑顔で写るように心がけました。

笑顔になるとあごの皮膚が引っぱられ、あごがしっかりあるように見えるから。


オトガイって知っていますか?


オトガイは、あごの先端の少し出っ張った部分や下顎のことです。

私にはそれがありませんでした。

その所為であごにシワがよってしまい、梅干しのような見た目。

笑顔になるとそれが改善されて見えます。

また、うつむくと小さなあごが首にめり込んでしまい、二重あごになってしまいます。
普段は恥ずかしくてうつむきがちですが、写真を撮る時は顔をしっかりあげて首を少し前に出すように気をつけて撮っていました。

私に出来る努力はそれぐらいでした。


テレビで同じあごの人を見かけた!



ある時テレビで、容姿に自信のない人が美しく変身するという番組を観ました。

番組の力を借りて、ヘアメイクやダイエット、整形などで変貌させます。

その時、私のあごとそっくりな人が出演していました。
あごが小さく奥に引っ込んでいるのです。
その上出っ歯でした。
その人は整形をして、綺麗なあごを手に入れていました。
費用は番組持ちです。

私のような容姿を治す大体の金額がわかりました。

その額、約400万円!

高っ!

たくさん働いて貯金しても、なかなかの高額です。

しかも整形!
高い、怖い、周りの目が気になる…と思うと、なかなか手が出せません。

すぐ行動に移せないなんて言い訳だ!
あごで悩んでると言っても結局口だけで、どうにかしようとする勇気もないんだと思われるかもしれません。

でも整形ですよ。400万円ですよ。ハードル高いです。

小さいあごを治す手段がわかったものの、結局私は何もできずにいました。