顎変形症コンプレックス

顎変形症の手術と歯科矯正のブログ(過去を振り返って)

顎変形症の治療 歯科矯正6

手術ができる体



そしてついに抜歯の日がきました。

口腔外科で私の手術を担当してくれる病院長が、抜歯もしてくれるそうです。

この病院ではかなり偉い先生なのに、抜歯までしてくれるなんてビックリ!

そうそう、前回の検査結果が出ていました。

手術ができる体なのかどうかの検査。

特に異常はないとのこと。

よかった~。



5番目の歯を抜くメリットデメリット



矯正をする際、普通は前から数えて4番目の歯を上下4本抜いて隙間を作り、歯が綺麗に並びきるようにします。

私の場合は、すべて5番目の歯を抜くことになりました!

結構珍しいみたいです。

5番目の歯を抜くメリットは、

●ちょうど虫歯治療を行った歯で神経を抜いてある

●歯を抜いても目立たないこと

5番目の歯を抜くデメリットは、

●4番目を抜いた時よりも矯正期間が長くなる

「銀歯も減るし、まぁいっか!」と5番で了承しました。

ちなみに「4番目と比べてどのぐらい期間が長くなるんですか?」と聞いたところ、

「個人差があるので正確には言えません」

とのことでした。



抜歯



この日は右の上下2本を抜くことになりました。

歯ぐきに何ヶ所か麻酔を打ち、しばし待ちます。

その後、上の歯から取りかかりました。

基本的には目を閉じていたので、よくわかりません。

でもペンチみたいなので引っぱってるのかな?

ただ上にグーッと引っ張るのではなく、ゆっくり左右にねじって抜いていきます。

メリメリって感じで、痛みはないのですが怖い!

抜けた瞬間は「おやっ、もしや今抜けた?」という感じ。

たぶん5分ぐらいで抜けました。

よかったー。

そして下の歯。

下は根っこの部分が横に生えていたらしく、ものすごく時間がかかりました。

まず上の銀歯の部分がバキッと折れた!

その後も何度か折れて、「まだ抜けないの~!?」と不安な時間を過ごしました。

しかも下の歯だけ、抜いている反対側にあたる左の下顎のすじが引っぱられているような痛みが!

さすがにここは麻酔の範囲外だからね。

とっても嫌でした…。

途中で歯を削ったり、多分歯ぐきを切ったりしたみたいです。

手をグッと結んでいたので、ようやく抜けた時は私も汗びっしょりでした。

上下、歯ぐきを縫って終了。

ガーゼをしばらく噛んで止血。

このガーゼ、強く噛んだほうが早く血が止まるらしいです。

麻酔からここまで、結局1時間ぐらいかかりました。

下の歯大変だったなぁ。

左の歯も同じような感じらしいので、先が思いやられます。

そして私の親知らずはもっと大変で、簡単ではないはずの「顎の手術よりも大変だと思う」と言われてしまいました!

恐ろしい…。

抜けた歯を包んでもらい、持ち帰りました。

抜歯の際にクワドヘリックスが少し曲がってしまったので、矯正歯科に寄って調整。

鎮痛剤と抗生物質、整腸剤を処方されました。

お会計を待っている間に麻酔が切れてきたので、急いで薬を飲みます。

翌日また消毒の為に病院に行くことになりました。

結構通うなぁ。


抜歯後の消毒




抜歯から一夜明けて、痛みはほぼなく、少しかゆい感じがしました。

あとは、たまに血がにじむ程度。

病院へ行きました。

薬に浸した綿を抜歯後の部分に塗って、消毒終了。

約5分。

早かった!

特に問題はないようでした。

よかったー。