顎変形症コンプレックス

顎変形症の手術と歯科矯正のブログ(過去を振り返って)

口腔外科での説明


説明をしてくれた先生



久々の通院。

今回は母と一緒です。


口腔外科の先生は、お爺ちゃん先生でした。

想像していたよりもお年を召していたので、やや心配っ。

高齢だけど、大丈夫かな?

口腔外科内の奥の個室に通されました。

少し矯正歯科の女性の先生も来てくれました。

レントゲン写真や資料を見ながらの説明。

最初怖そうなお爺ちゃん先生に見えましたが、話を聞くとちょっと砕けた感じでユーモアがあり、好印象♪

何より驚いたのが、名札に『病院長』と書かれていた事!

大きな大学病院なのに、こんなに偉い人が説明してくれるなんて!

私って、それだけ難しい症例なのかな?



顎変形症の治療説明


前回矯正歯科で聞いたよりも、何倍も詳しく説明してくれました。

手術方法から、後遺症の可能性まで。

いろいろためになりました。

「矯正期間は4年ぐらい覚悟してください」と言われました。

長い!

子供の歯は動きやすいですが、大人だと時間がかかるそうです。

そしてそれだけ私の歯並びがよくなかったということに気付かされました。

まず歯科矯正し、その後手術であごをスライドさせ、オトガイ形成をして、あごを大きくすることができるのだそうです。

顎変形症と認められたので、保険も適用です。

オトガイが何だかわからなかった私…オトガイとはあご先のことらしい。

あごを前に出す時には、すべて自分の骨でできるんですって!

整形と違って異物を埋め込むわけじゃないんだ。

聞いていると痛々しく大変な内容だったけど、頑張ろうと思いました。

何より先生の話を聞いて、母もその気になってきてくれた。よかった!



顎変形症の遺伝の可能性


母は私のあごが小さい理由を知りたがっていましたが、その理由はよくわからないと言われました。

遺伝もあるのかもしれないけれど、詳しいことはいまだに解明されていないらしい。

母は立派なあごではないけれど、一応あって、オトガイがポコッと前に出ていない感じ。

父は普通かな。

実は私の兄弟も、もう1人同じような小さいあごをしています。

でも他の兄弟は普通のあごで全員ではない。

遺伝のような遺伝じゃないような、はっきりしない感じ。



親知らずの処置


それから残念な事もわかってしまいました。

レントゲンを見ると、歯ぐきからは出ていないけれど、下の親知らずがしっかり形成されていました!

あごの手術をする時に邪魔になるので抜かなければならないそうです。

生えていないのに抜くなんて…。

歯ぐきを切って取り出すということ。

手術と変わらない。怖いなぁ…。

個人的には、先生が「手術をしたら美人になる」と言ってくれた事が嬉しかった。

お世辞かもしれないけれど、希望が持てる言葉だった。

あのお爺ちゃん先生が元気なうちに手術をしてもらいたいな。

帰りに矯正歯科に寄り、次回の予約を取りました。

この日の病院代は約1,000円でした。

回り道をしましたが、次回からついにスタートできるんだ! 嬉しい!