顎変形症コンプレックス

顎変形症の手術と歯科矯正のブログ(過去を振り返って)

矯正中の歯みがき

矯正中の歯みがき


術前矯正はとても長い!

変化が小さいことも多いですし、毎回その話題ばかりでは飽きてしまうのでは…と思いまして、今回は違う話題。

矯正中の歯みがきの仕方について書いてみようと思います。




歯の磨きかたと歯垢チェック


矯正を始めると、歯の磨きかたの指導がありました。

私はブラッシングの力が強いようで、もっとやさしく磨くようにと教えられました。

多くの人が学生時代に経験があると思いますが、赤い液体(歯垢染色液)をつけて歯を磨き、すすぐと汚れが落ちていない部分が赤く残ります。

その時かなり強くしっかり磨いても、汚れが取れていなかったことを覚えています。

その経験から、「もっと強く磨かないと!」と思い込んでしまいました。

実際は、歯ぐきにダメージを与えてしまうので、やさしく磨くのが正解なんだそうです。

歯ブラシの毛がすぐに開いてしまうのは、力が強い証拠。

歯ブラシの持ちかたは、ペンを持つのと同じ感じだそうです。

これだとあまり力が入らないですよね。
それで丁度いいみたい。

毛の硬さは、やわらかめで充分なんだそうです。

歯医者さんは、15分~30分間磨いていると言っていました!
私、2~3分だったからビックリ!

ちゃんと磨けてるか気になって、歯垢染色液を使ってみたいかたは、こちら↓


歯ブラシは、ヘッド部分が小さいコンパクトタイプを使っていました。
奥歯まで磨きやすいです♪




ワンタフトブラシ


そして、ヘッドの部分が細く1つにまとまっている歯ブラシを薦められました。
ワンタフトブラシと言うものです。

毛の部分が硬い筆のようになっています。

これだとピンポイントに磨きたいところを狙って、歯を1本1本磨けます。
抜歯したばかりの時も重宝しました。





デンタルフロス


歯医者さんでは歯ブラシの他に、デンタルフロスも薦められました。

矯正装置の間は食べものが詰まりやすい!

これで挟まった食べものをかき出します。
歯ブラシと共用することで、グッと汚れが取れやすくなります。

病院では、糸タイプのフロスを薦められました。

糸巻き型で、ケースから必要量だけ延ばしてカットし、指に絡めて持ち、歯と歯の間に通して使います。



普通の糸もありますが、私はスポンジタイプ(エクスバンドタイプとも言います)の糸を使っています。

水分(唾液)を含むと糸がふんわりして、狭い範囲に挟まった食べカスも、サッと落とすことができます。
普通の糸より一度でかき出す量が多くて気に入っています。

私は、クリニカのスポンジタイプを使っています。



糸状のデンタルフロスは金額が安く、持ち運びに場所を取らずに(目薬ぐらいのサイズです)便利。

ただ使い方に慣れるまでは、結構大変。

歯科矯正する人は歯並びが悪いので、歯と歯の間に糸1本通すのも大変!

私も小さな口の中に両手を突っ込んで、ブラケットに阻まれながら糸を通そうと頑張りました。

なかなか通らなくて、かなりイライラしました(>_<)
手も唾液でベタベタになりますし…。

家でも大変なのに、こんなの職場や学校など外出中にするのは難しいですよね。
次回は、外出中の歯みがきの仕方について書いてみます。